土曜日, 6月 28, 2008

魚座


■魚座の神話■
美の女神アプロディテとその子エーロスが川岸を歩いていたところ突然、怪物テューポンに出会い、驚いた2人は離れ離れにならないよう、双方の尾をリボンで結び魚の形になって怪物から難を逃れたという神話があります。


■魚座の性格と特徴■
魚座は現実社会での名誉・地位を捨て純粋であることを目指す傾向があります。二人の神が怪物から逃げ出す様子=厳しい社会・現実からの逃避を表しています。怪物から逃げる際、二人の尾をリボンで結ぶ逃げる様子は孤独を嫌う、寂しがりやな一面を持っているということを表しています。

■プラス(+)の意味
同情的・創造性・霊感・芸術性

■マイナス(-)の意味
曖昧・頼りがち・現実逃避

■ルーラー
海王星

■二区分
マイナス

■クオリティ
ミュータブル

■エレメンツ

水曜日, 6月 25, 2008

水瓶座


■水瓶座の神話■
大伸ゼウスの娘、ぺぺは神の国オリンポスの酒席で酌をする役目をしていましたが、嫁ぐことになり、ゼウスは新たな酌人を求めて代わりを探していました。ある時、羊の番をしている美しい少年、ガニュメデスを見つけ、一目で気に入り鷲に姿を変えさらってしまったのです。
はじめ、ガニュメデスは嘆き悲しみましたが、永遠の生・不老不死の体を与えられ喜んで酌人になったということです。

■水瓶座の性格・特徴■
この星座は高い視点から客観的に物事を見極められる力を持っています。古い仕来たり、価値観・地位や名誉に縛られることがありません。ですが、強い個性・価値観がぶつかりあってしまい、葛藤が生まれてしまうこともしばしばなようです。

■プラス(+)の意味
自由主義・独創的・博愛・改革・知的考察

■マイナス(-)の意味
頑固・偏屈・独りよがり

■ルーラー
天王星

■二区分
プラス

■クオリティ
フィクスト

■エレメンツ

山羊座


■山羊座の神話■
神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げました。ヤギ頭の牧神パンの神も逃げようと思いナイル川に飛び込んだところ下半身だけが魚になり、その姿を大神ゼウスが面白がって天にかかげたといわれています。


■山羊座の性格と特徴■
山羊座はとにかく社会に認められることに執着します。特定の目的・願望のためならば全てを犠牲に出来てしまいます。そしてパンの神のように少し小心者な部分も持ち合わせています。自分の地位を確個たるものにし、そのためには手段をいとわないほどのエネルギーを持っているのがこの特徴です。


■プラス(+)の意味
責任感・計画性・努力・倹約・忍耐・統率力

■マイナス(-)の意味
昇進・猜疑心・貪欲・権威主義

■ルーラー
土星

■二区分
マイナス

■クオリティ
カーディナル

■エレメンツ

火曜日, 6月 24, 2008

射手座


■射手座の神話■
ケイロンは巨人のタイタン族のクロノス(土星)とニンフの間に産まれました。しかし、クロノスの正妻の呪いを恐れ、ケンタウロス族(上半身が人間で下半身が馬の生き物)ケイロンは姿を変えましたが、野蛮なケンタウロスとは違い聡明で気高いケンタウロスでした。
ある日ヘラクレスがヒドラとの戦いで放った矢が誤ってケイロンに刺さってしまい、猛毒の苦しみに耐えきれず、プロメテイスに不死身の体を譲り死を選びました。ゼウスは彼の死を痛み、天にかかげたのです。

■射手座の性格と特徴■
射手座は目標があれば、それに向かってまっすぐに進んでいきます。自由奔放で冒険好き・時にはせっかちな面も見せます。陽気で明るい反面・礼儀正しい部分を見せるのは、上半身と下半身が違うケイロンが象徴する射手座の特性でもあるからです。


■プラス(+)の意味
楽天家・チャレンジ精神・向上心

■マイナス(-)の意味
自信過多・飽きっぽい・浪費・

■ルーラー
木星

■二区分
プラス

■クオリティ
ミュータブル

■エレメンツ

日曜日, 6月 22, 2008

蠍座


■蠍座の神話■
「この世で私にかなう者はいない。」狩に優れ美男子な巨人オリオンのこの言葉は神々を怒らせました。
太陽の神アポロンはオリオンを蠍で殺そうとしましたが失敗し、その代わりに妹で月の女神のアルテミスにに殺させました。兄の策略で殺したとはいえ、アルテミスはオリオンを愛していました。そこで名医アスクレピウスに生き返らせてもらいます。これを知ったハーデスはゼウスに警告し二人(オリオンとアスクレピウス)を雷で殺し蠍とともに天空にかかげたのです。これが、蠍座・オリオン座・へび使い座となったのです。


■蠍座の性格と特徴■
一度死んでは再生を繰り返す。この再生が蠍座の特徴です。蠍座は何事も中途半端で終わせることが出来ず、ぎりぎりの限界まで頑張り新たな境地を開こうとします。人と深く関わり一体化しようとしますが、この感情が嫉妬・執着心になどの情感になってしまうようです。

■プラス(+)の意味
洞察力。忍耐力・秘められた情熱

■マイナス(-)の意味
嫉妬・極端・執着心・秘密主義

■ルーラー
冥王星

■二区分
マイナス

■クオリティ
フィクスト

■エレメンツ

天秤座


■天秤座の神話■
天秤座の天秤は正義の女神アストライアが所有する正義を計る天秤です。太陽がこの位置にきた時昼と夜の長さが等しくなります。

■天秤座の性格と特徴■
天秤座の天秤は自分と他人の間に居心地のよい感覚を生み出すため、常にバランスを保っています。
感情に流されず物事を判断出来ますが結果を下すことは苦手です。不和・争いを避け、平穏でバランスの取れた世界で生きることを望みます。このバランス感覚はデザインや芸術などの美的感覚にも発揮されます。

■プラス(+)の意味
平和主義・美的感覚・社交性・バランス感覚

■マイナス(-)の意味
八方美人・優柔不断・虚栄心・怠惰

■ルーラー
金星

■二区分
プラス

■クオリティ
カーディナル

■エレメンツ

金曜日, 6月 20, 2008

乙女座


■乙女座の神話■
昔、人間が仲良く暮らしていた時代は、神もまた地上で人間と仲良く暮らしていました。しかし後に現れた人間たちは争う、食べ物を奪い合うばかりだったので、神は人々に愛想を尽かし天上に引き上げていきました。ただ一人、女神アストレイアだけが人間を信じて地上にとどまり正義の道を説きました。しかし人間は戦いをやめることなく争い続けたので、彼女もまた人間に失望し、自ら天に昇り乙女座となったのです。


■乙女座の性格・特徴■
乙女座は分析能力・整理能力を持ち自分の行動を振り返ります。分析能力が秀でているため、しばしば他人に厳しい批評を下してしまうことがあるようですが、自己を完全な形で真っ当しようとするためです。この性質がしばしば仕事場で実用的な能力として発揮されます。


■プラス(+)の意味
几帳面・清潔・勤勉・真面目・現実主義

■マイナス(-)の意味
批判・過敏・神経質・口うるさい

■ルーラー
水星

■二区分
マイナス

■クオリティ
ミュータブル

■エレメンツ

木曜日, 6月 19, 2008

獅子座


■獅子座の神話■
12の試練を受けることになった勇者ヘラクレスの最初の冒険がこのネメアの谷の化け獅子退治でした。ヘラクレスは最初は弓を武器にして戦いましたが全く利かず、カンランの木で作った棍棒がへし折れるまで叩いたのちに首を絞つけてようやく退治しました。これをみたゼウスはヘラクレスの手柄をたたえ、最後まで勇敢だった獅子を天にかかげたということです。


■獅子座の性格・特徴■
獅子座は自己を演出しながら目標に向かって自らを強化していく星座です。ひとつ前の内面的で過去を大事にする蟹座と違って、パワフル且つ行動が派手。自分がいつも主役であり、周囲の視線を独り占めにしないと気が澄まない傾向があるようですが、12の試練を克服したヘラクレスのように初めに抱いた情熱・信念をずっと持ち続ける星座です。


■プラス(+)の意味
深遠・誇り・親分肌・統率力・寛容

■マイナス(-)の意味
自己中心的・強情・尊大・傲慢

■ルーラー
太陽

■二区分
プラス

■クオリティ
フィクスト

■エレメンツ

水曜日, 6月 18, 2008

蟹座


■蟹座の神話■
ゼウスと人間との間に生まれたヘラクレスはゼウスの正妻ヘラの嫉妬により呪いをかけられ、その為に多くの罪を犯してしまいます。罪を償うため12の冒険を引き受けたヘラクレス。そのうちの1つがヒュドラ退治でした。ヘラはこの冒険のときに巨大な化け蟹を使いに出し、はさみでヘラクレスの足をつかみ邪魔しようとしました。しかし、ヒュドラとの格闘中のヘラクレスは全く気付かずそのまま踏み潰してしまいました。それを痛く哀れに思いヘラはこの蟹を天にかかげたのです。

■蟹座の特徴■
蟹座は同情心や愛情・良心や思いやりなど人間的な感情を育むことを第一に考える星座です。大きく浅くというより、小さな集団でより濃い付き合いを好みます。他人を信用するまでにかなり時間がかかってしまうのが特徴です。感情面が秀でている為自分の家庭を上手にまとめる能力があります。新しいものよりも古いもの・過去に価値をおくため記憶力も優れています。

■プラス(+)の意味
母性的・保護本能・情緒豊か・模倣性

■マイナス(-)の意味
気まぐれ・依頼心・多情・移り気・警戒心が強い

■ルーラー


■二区分
マイナス

■クオリティ
カーディナル

■エレメンツ

日曜日, 6月 15, 2008

双子座


■双子座の神話■
ゼウスにはカストルとポルュデウケスという腹違いですが双子の仲の良い兄弟がいました。
あるとき他の神との喧嘩が原因でカストルは重症を負ってしまいます。ポリュデウケスの父はゼウスなので不死身ですが、カストルの父は人間なのでので不死身ではありません。別れを悲しく思ったポルックスはさらに上位の神に頼み、自分の不死を兄に半分分け与えました。

■双子座の特徴■
双子座は物事から必要な物を選択する能力が極めて高いのが特徴です。新しい情報を集めたり、自分が興味のあることを活性化させることが大得意。反対に停滞と硬直が苦手で人と深くかかわることを避けてしまう傾向があります。自己中心的なコミュニケーションになりがちなようです。

■プラス(+)の意味
知的好奇心・機敏・伝達能力・クール・楽天的

■マイナス(-)の意味
神経過敏・性急・おしゃべり・神経過敏

■ルーラー
マイナス

■二区分
プラス

■クオリティ
ミュータブル

■エレメンツ

金曜日, 6月 13, 2008

牡牛座


■牡牛座の神話■
人間の王女エウロペに恋をしたゼウスは誰にも気付かれぬよう、白い牡牛に化けてエウロペに近づきました。真っ白で美しく大人しい牡牛に気を許したエウロペがその背に乗った途端、ゼウスは走り出し見事クレタ島までエウロペを連れ出したのです。そこで正体を明かしたゼウスは彼女に愛を打ち明け、エウロペもゼウスの愛を受け入れ、三つ子をもうけました。
ゼウスが姿を借りた牡牛は天に上げられ牡牛座となったのです。


■牡牛座の性格・特徴■
牡牛座の特徴はこの神話が示すように、欲しい物は必ず手に入れようとする強い所有力です。五感にも優れていて芸術的センスが高く経済観念もあり、数字にも強いです。人間関係にもその特徴がみられ家族や友人をとても大事にします。計画的で慎重ですが頑固な部分も見られます。

■プラス(+)の意味
穏健・保守的・慎重・堅実・安定志向

■マイナス(-)の意味
頑固・所有欲・快楽的・贅沢・怠惰

■ルーラー
土星

■二区分
マイナス

■クオリティ
フィクスト

■エレメンツ

木曜日, 6月 12, 2008

牡羊座


■牡羊座の神話■
ボイオティア王アタマスの息子プリクソスと双子の妹ヘレーが、継母イノーの悪巧みによって生贄にされそうになったときに、突然走ってきて二人を乗せて逃げた金の皮を持つ羊でした。疾風のごとく天を走りましたがあまりの速さに目がくらんだ妹のへレーは羊が走る途中で背から落ちてしまいました。羊は何度も後ろを振り向き妹を探しましたが見つけることは出来ませんでした。

生き残った兄は感謝を込めて羊をゼウスに捧げました。ゼウスはその羊を後ろを振り返る姿のまま天にかかげたのです。

■牡羊座の性格・特徴■
12星座の一番の始まりである牡羊座は、これから生きていく世界について何もしらないままであるという不安感と、同時にそれに向かって行こうといする希求心に満ち溢れています。
しかし、まだ魂が肉体に完全に入っていない状態なので、実用性のない事柄に興味を惹かれる傾向があるようです。

牡羊座は積極的・且つ勇敢で決断力が備わっています。フロンティア精神も旺盛で誰もしたことがないことに手を出したがる傾向が強いです。そして開発していきます。説得力もあり周りから信用されやすいのが特徴です。


■プラス(+)の意味
情熱・勇気・冒険・決断力・行動力・指導力

■マイナス(-)の意味
短気・せっかち・強引・衝動的

■ルーラー
火星
■2区分

■クオリティ
カーディナル
■エレメンツ

水曜日, 6月 11, 2008

クオリティとは

ここではクオリティ(カーディナル・フィクスト・ミュータブル)について解説しています。


クオリティ⇒サインを行動パターンごとに分類したもの


■カーディナル■(活動宮)
自ら働きかけて積極的に行動・取り組もうとし休むことなく活動を続けようとするクオリティ。
停滞はストレスの原因になります。

・牡羊座
・蟹座
・天秤座
・山羊座

■フィクスト■(固定宮)
変化をあまり好みません。物事の維持・継続・所有にこだわる傾向があります。
自分の信念・意思を貫く性質を持っているクオリティです。

・牡牛座
・獅子座
・蠍座
・水瓶座

■ミュータブル■(柔軟宮)
カーディナルとミュータブルの二面性を持ち合わせています。
環境の変化への適応にも柔軟に対応することが出来るクオリティですが意志が弱く、決断力・持続力が欠けがち。

・双子座
・乙女座
・射手座
・魚座

火曜日, 6月 10, 2008

覚えておくと便利☆星座用語

ここでは覚えておくと便利な星座用語を解説しています。


■サイン
 西洋占星術で一般的に使われる12星座のことをサインといいます。実際の夜空にある星座とは、かならずしも一致せず、太陽や諸惑星の通り道である黄道を等分割した12の空間の名前と考えるといいでしょう。

■ルーラー
特定の星座と深い関わりをもつ天体のこと

■二区分
サインの性格を大きくふたつにわけたもの。
プラスとマイナスがあります。
・プラス 行動的・積極的
・マイナス 受動的・消極的

■クオリティ
サインを行動パターンごとに分類したものを言います。
クオリティには
・カーディナル
・ミュータブル
・フィクスト
があります。

■エレメンツ
サインを思考パターン別に分けたもののこと。
エレメンツには
・・火
・・地
・・水
・:風
の四元素に分けることができます。

日曜日, 6月 08, 2008

星座の記号の由来

ここでは星座の記号の意味・由来について解説します。
意味・由来をきちんと把握していれば、記号も覚えやすいです。


■星座記号の意味・由来■


牡羊座 ギリシャ神話に登場する金の羊の角の形


牡牛座 神ゼウスがエウロパ王女を誘拐するために変身したい白牛の顔


双子座 双子の英雄カストルとポリュデウケスの姿


かに座 蟹の目・はさみを象ったもの


獅子座 獅子の尾


乙女座 パルテノン(ギリシャ語でギリシャの女神の神殿)の頭文字を象ったもの


天秤座 女神アストレアがもつ善悪を図る天秤の形


蠍座  蠍の毒針を象ったもの


射手座 ケンタウロス族のケイロンが持つ弓矢の形


山羊座 葦笛をもった牧神パンの姿(上半身が山羊・下半身が魚)


水瓶座 海面が風で波立っている様子


魚座  怪物から逃げるときに魚に変身したアフロディーテとその子エロースが離れ離れにならないようお互いの体を紐で結んだ様子。

次はそれぞれの星座を見ていきたいと思います。

金曜日, 6月 06, 2008

星座の歴史

この項目では天文学で定義された星座についてではなく、西洋心理占星術の星座を利用した、それぞれ
の星座がもつ神話・星座の意味・由来・星座がもつ性格について説明しています。


■天文学と占星学の違い■

天文学(てんもんがく、Astronomy)
天体や天文現象など、地球外で生起する自然現象の観測、法則の発見などを行う自然科学の一分野。地球科学や物理学の一分野とされることもあり、位置天文学・天体力学・天体物理学などから構成される。


占星術(せんせいじゅつ)または占星学(せんせいがく)
太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う技術(占い)。古代バビロニアを発祥とするとされ、ギリシア・インド・アラブ・ヨーロッパで発展した。西洋占星術・インド占星術と、中国など東アジアで発展した東洋占星術に大別することができる。


天文学と占星学は全く異なるものとして今現在区別されていますが、この二つが区別されたのは実はほんの二世紀前の17世紀。最近のことなんです。

それ以前の数千年の間、天文学と占星術は同等のものとして扱れてきました。
星座占いを否定する方もいると思いますが参考にする程度で構わないので、数千年の歴史がある星座の世界に足を運んでみましょう。